おすすめ文庫王国 2019 / 本の雑誌社 / 760円+税表紙イラスト: 及川晴香 (青森県八戸市 木村書店) 表紙デザイン: 島田隆 及川晴香って誰? と思って調べると、POP で本屋を有名にされた方でした。素晴らしい採用ですね。あと猫の文庫王国いいなぁ。王さまも家来も一日中、読書に夢中らしい。 … “おすすめ文庫王国 2019 – 「キャラクター文芸」を知りました” の続きを読む
カテゴリー: 本の雑誌
本の雑誌 2019年1月号 – 新人高野のじゃんけん力で1位は『古本屋台』
本の雑誌 2019年1月号 (No.427) / 本の雑誌社 / 815円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「本の雑誌が選ぶ2018年度ベスト10」。選考会議の土壇場で Q.B.B.『古本屋台』が登場し、国分拓『ノモレ』と意 … “本の雑誌 2019年1月号 – 新人高野のじゃんけん力で1位は『古本屋台』” の続きを読む
本の雑誌 2018年12月号 – 秋葉直哉の連載が終わってしまった。復活熱烈希望!!
本の雑誌 2018年12月号 (No.426) / 本の雑誌社 / 667円 + 税表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「理系本は面白い!」円城塔と山本貴光がそれぞれ理系本を100冊選んで望む対談に始まり、「数学」「遺伝子」「宇宙」「人 … “本の雑誌 2018年12月号 – 秋葉直哉の連載が終わってしまった。復活熱烈希望!!” の続きを読む
本の雑誌 2018年11月号 – 北村浩子の冒頭の導入にブンブン頷きました。
本の雑誌 2018年11月号 (No.425) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 巻頭の「本棚が見たい!」は早川書房編集部の小塚麻衣子。お祖父さんの代からの書棚に、お父さんが整理した本や雑誌が並びます。 … “本の雑誌 2018年11月号 – 北村浩子の冒頭の導入にブンブン頷きました。” の続きを読む
本の雑誌 2018年10月号 – 定期購読の「本の雑誌」にスリップが入ってました!
本の雑誌 2018年10月号 (No.424) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 定期購読で届いた「本の雑誌」にびっくりするや嬉しいやら! なんとスリップが入ってる!! 初めて見ました。本屋で買えば抜か … “本の雑誌 2018年10月号 – 定期購読の「本の雑誌」にスリップが入ってました!” の続きを読む
本の雑誌 2018年9月号 – 文豪の条件は早死、自殺、変態らしい
2018年9月号(No.423) 指ぬき逃走号 (mixi用) 本の雑誌 2018年9月号 (No.423) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 感想 特集は『文豪とはなんだ?』。 本誌の文豪一覧の項目に … “本の雑誌 2018年9月号 – 文豪の条件は早死、自殺、変態らしい” の続きを読む
本の雑誌 2018年8月号 – 牧眞司の書棚が羨ましい
本の雑誌 2018年8月号 (No.422) / 本の雑誌社 / 778円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 感想 「本棚が見たい!」は牧眞司の書棚。ハヤカワ文庫SFの青背と、創元推理文庫SFの白とピンクの混じる棚が羨ましい。でも後 … “本の雑誌 2018年8月号 – 牧眞司の書棚が羨ましい” の続きを読む
本の雑誌 2018年2月号 – こんなはずじゃない近未来における作品ガイド
本の雑誌 2018年2月号 (No.416) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「近未来へ翔べ!」 一言で言えば、少し昔に描かれた「未来」は分かりやすく、魅力的で、ピカピカしていたけど、最近の「未 … “本の雑誌 2018年2月号 – こんなはずじゃない近未来における作品ガイド” の続きを読む
おすすめ文庫王国 2018 – 東えりかのノンフィクション、タニグチリウイチのライトノベルの紹介が丁寧でよかった
おすすめ文庫王国 / 本の雑誌社 / 2018 / 760円+税 表紙イラスト: 長崎訓子 表紙デザイン: 島田隆 1位は須賀しのぶ『夏の祈りは』。高校野球の地方大会が舞台のありがちな人間ドラマの連続劇に見えますが、こうまで編集部が推すんだから凄いのでしょう。須賀しのぶは同時に読んでいた「本屋大賞2 … “おすすめ文庫王国 2018 – 東えりかのノンフィクション、タニグチリウイチのライトノベルの紹介が丁寧でよかった” の続きを読む
本屋大賞2017 – 直木賞との同時受賞で一区切り
本屋大賞2017 / 本の雑誌社 / 2017 / 556円+税 表紙デザイン 寄藤文平 大賞は恩田陸『蜜蜂と遠雷』。ピアノコンクールが舞台の青春劇で、幅広い層に訴えた結果でしょう。直木賞と同時受賞、恩田陸は2回目の受賞と、直木賞のアンチテーゼとして草の根で始まった「本屋大賞」も、一区切り付いた感が … “本屋大賞2017 – 直木賞との同時受賞で一区切り” の続きを読む
本の雑誌 2018年1月号 – 佐久間文子の現代小説ベスト10が強い
本の雑誌 2018年1月号 (No.415) / 本の雑誌社 / 815円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」 1位は遠田潤子『オブリヴィオン』。北上次郎を含む「本の雑誌」編集部が、「遠 … “本の雑誌 2018年1月号 – 佐久間文子の現代小説ベスト10が強い” の続きを読む
本の雑誌 2017年11月号 – 30年間書い続けても埋まらない書庫!
本の雑誌 2017年11月号 (No.413) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「書庫を建てよう!」 と言っても書庫を建てられる人がそう何人もいるわけもなく、メインは2000万円で庭に書庫を立て … “本の雑誌 2017年11月号 – 30年間書い続けても埋まらない書庫!” の続きを読む
本の雑誌 2017年9月号 – 島田潤一郎は自宅からもっとも近い本屋を愛する。私もだ
本の雑誌 2017年9月号 (No.411) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 「本棚が見たい!」9月の書店は HMV渋谷。新装開店当初、広々としたフロアに膨大なSFやミステリーが並べられていて、驚いた … “本の雑誌 2017年9月号 – 島田潤一郎は自宅からもっとも近い本屋を愛する。私もだ” の続きを読む
本の雑誌 2017年8月号 – 松岡正剛インタビューがいい
本の雑誌 2017年8月号 (No.410) / 本の雑誌社 / 778円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「知の巨人に挑む!」。 難しいテーマだったと思いますが直球勝負で力のある、良い特集でした。 松岡正剛はヘンにエラソー … “本の雑誌 2017年8月号 – 松岡正剛インタビューがいい” の続きを読む
本の雑誌 2017年6月号 – 「エルム街の悪夢」はダラスでないのでは?
本の雑誌 2017年6月号 (No.408) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「そこに山の本があるからさ!」。 山の本と聞いてもピンと来ず、せいぜい杉江松恋のページのような山岳冒険小説を思い浮か … “本の雑誌 2017年6月号 – 「エルム街の悪夢」はダラスでないのでは?” の続きを読む
本の雑誌 2017年4月号 – 分冊は興味なし
本の雑誌 2017年4月号 (No.406) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 「本棚が見たい!」は近藤隆。5000冊の9割が背が見えている書斎です。すごい! 羨ましい!! 特集は「集めろ! 分冊百科」 … “本の雑誌 2017年4月号 – 分冊は興味なし” の続きを読む
本の雑誌 2017年3月号 – 『サピエンス全史』『生物はなぜ誕生したのか』で次の新説への準備を
本の雑誌 2017年3月号 (No.405) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 「本棚が見たい」はかもめブックス/鷗来堂の登場。棚より栁下恭平のインパクトの方が大きいです。この妙な威圧感から「校閲」を浮かべるのは難しい。 特集は「読書スランプ脱 … “本の雑誌 2017年3月号 – 『サピエンス全史』『生物はなぜ誕生したのか』で次の新説への準備を” の続きを読む
本の雑誌 2017年2月号 – 匿名だからできることと責任
本の雑誌 2017年2月号 (No.404) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 「本棚が見たい!」の川出正樹の棚はとにかく綺麗。浜本編集発行人も書いているようにジャンルのまとまりの良さを最大限引き出している棚です。天井までの作り付けの棚に番号順 … “本の雑誌 2017年2月号 – 匿名だからできることと責任” の続きを読む
本の雑誌 2017年1月号 – 若林踏と栗下直也の書評が素晴らしい。
本の雑誌 2017年1月号 (No.403) / 本の雑誌社 / 778円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 今月号は執筆陣入れ替えの号ですが、冒頭のカラーグラビア「本棚が見たい!」は今年も続くようです。最初に開いたページが本屋の店頭風景というのはとても嬉しい … … “本の雑誌 2017年1月号 – 若林踏と栗下直也の書評が素晴らしい。” の続きを読む
本の雑誌 2016年12月号 – ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に対してツボちゃんはなんと言っているのだろう?
本の雑誌 2016年12月号 (No.402) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし ボブ・ディランのノーベル文学賞が発表されたのは2016年10月13日でしたが、触れているのは鏡明と堀井憲一郎の二人。鏡明は原稿到着順でブービー争いの常連(ビリは青 … “本の雑誌 2016年12月号 – ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に対してツボちゃんはなんと言っているのだろう?” の続きを読む