漫画批評 Vol.1 / 500円2009年10月20日発行 古屋兎丸さんのロング・インタビューが Vol.3 に掲載されいてるため、バックナンバーをまとめて購入したもので、これはその創刊号。批評誌の創刊号にも関わらずヘンに気負った風がなく、漫画全体を幅広く紹介していこうという姿勢にまずは感心。編集 … “漫画批評 Vol.1” の続きを読む
カテゴリー: 本
スノウ・クラッシュ
スノウ・クラッシュ / ニール・スティーヴンスン / 日暮雅通訳 / アスキー / 2400円+税ブックデザイン : 鈴木成一デザイン室Snow Crash by Neal Steaphenson (1992) ネット世界メタヴァースの創始者で伝説のハッカー、ヒロは元恋人ジャニータの依頼でウイルス「 … “スノウ・クラッシュ” の続きを読む
本の雑誌3月号 (No.333)
本の雑誌 3月号 (No.333) / 本の雑誌社 / 705円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「いま冒険本・探検本が熱い!」。椎名さんが編集長だったならもっと違った感じ – 正統派と言ったらいいでしょうか – の冒険本が並んだところでしょう … “本の雑誌3月号 (No.333)” の続きを読む
本の雑誌2月号 (No.332)
本の雑誌 2月号 (No.332) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「いざ! 編集長修行」。新米編集長が教えてもらうという構図がよかったのか編集長は5人とも楽しそうに持論を展開しています。また坪内祐三、花田紀凱の記事(共通して出てくる山本 … “本の雑誌2月号 (No.332)” の続きを読む
本の雑誌1月号 (No.331)
本の雑誌 1月号 (No.331) / 本の雑誌社 / 762円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10」。シーナ編集長の最終号ですから当然『ハンターズ・ラン』かと思いきや2位。1位は、もう書いてもいい頃でしょうか、窪美澄『ふがいない僕 … “本の雑誌1月号 (No.331)” の続きを読む
本の雑誌12月号 (No.330)
本の雑誌 12月号 (No.330) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 今月号の最大の話題はウエちゃんも紹介しているとおり椎名編集人の勇退。既に「ぼくの知らない書き手のほうが増えてい」る状態なので、来月号から名実ともに浜本さんが編集人兼発行人にな … “本の雑誌12月号 (No.330)” の続きを読む
本の雑誌11月号 (No.329)
本の雑誌 11月号 (No.329) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は『カフェで本を読もう!』。少し前にあった「俺たち、カフェに行けるか?」問題からの発展でしょうか。ただカフェを正面から取り上げたのは冒頭の体験談だけで、あとは喫茶店に(泉 … “本の雑誌11月号 (No.329)” の続きを読む
本の雑誌2010年10月号 (No.328)
本の雑誌 10月号 (No.328) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 冒頭は至る所で話題の『傷だらけの店長』。書店チェーンの雇われ店長が奮闘する話ですが、ただうな垂れるばかり。特に現在の書店業界を取り巻く厳しい状況を多少なりとも知っている者とし … “本の雑誌2010年10月号 (No.328)” の続きを読む
本の雑誌2010年9月号 (No.327)
本の雑誌 9月号 (No.327) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「たちあがれ、翻訳ミステリー」。発売直後に大森望や古沢嘉通が Twitter 上を賑わしていましたが中身的にはどうということもない内容で、何を今さらという感じ。その点では … “本の雑誌2010年9月号 (No.327)” の続きを読む
十一番目の戒律
十一番目の戒律 / ジェフリー・アーチャー / 永井淳訳 / 新潮文庫 / 819円+税カバー装幀 : 辰巳四郎The Eleventh Commandment by Jeffrey Archer CIAの狙撃手コナーは、CIA長官の保身のため、捨て駒としてロシアに送られ、大統領候補ぜリムスキーの暗 … “十一番目の戒律” の続きを読む
デモン・シード[完全版]
デモン・シード[完全版] / ディーン・クーンツ / 公手成幸訳 / 創元SF文庫 / 620円+税Cover Design : 岩郷重力 + WONDER WORKZ。Demon Seed by Dean Koontz キング曰く「コンピュータを色情狂として描く卑猥でばかばかしい「デモン・シード」 … “デモン・シード[完全版]” の続きを読む
ザ・スリー
暗黒の塔II ザ・スリー / スティーヴン・キング / 池央耿訳 / 角川書店 / 2000円 (税込)カバー・イラスト : 西口司郎The Dark Tower II : The Drawing of the Three by Stephen King ダークタワーシリーズの2作目。暗黒の塔を目指 … “ザ・スリー” の続きを読む
本の雑誌8月号 (No.326)
本の雑誌 8月号 (No.326) / 本の雑誌社 / 705円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「上半期ベスト1」。それぞれの小説の面白さがコンパクトに述べられる良い導入。年度末ベスト10の、とっちらかった座談会と異なり、お互いが相手の話を一冊づつ丁寧に聞くスタイル … “本の雑誌8月号 (No.326)” の続きを読む
幻覚ピカソ (3)
幻覚ピカソ (3) / 古屋兎丸 / 集英社 / 600円 (571円)ブックデザイン chutte シリーズ最終巻。機械仕掛けの時計の絵に吸い込まれたピカソは、真っ暗闇の中で光を見つけます。お約束通りに最後は自分の闇に向かいますが、ここで他の兎丸作品同様、ストーリーや構成自体に仕掛けられていた謎と … “幻覚ピカソ (3)” の続きを読む
毎日母さん(6) うろうろドサ編
毎日母さん(6) うろうろドサ編 / 西原理恵子 / 毎日新聞社 / 880円 (838円)装丁 星野ゆきお (VOLARE inc.) そして子供は更に成長し、相変わらず中はいいものの、自我に目覚めたり、初めて親子で衝突したりと微妙に変化を見せ始めます。それでも「自分が、子離れ、できるか、けっこう … “毎日母さん(6) うろうろドサ編” の続きを読む
毎日母さん(5) 黒潮家族編
毎日母さん(5) 黒潮家族編 / 西原理恵子 / 毎日新聞社 / 880円 (838円)装丁 星野ゆきお (VOLARE inc.) 鴨ちゃんが亡くなった後の最初の号。と言ってもくどくない程度には出てきます。よほど鴨ちゃんが好きだったのだなぁ…。扱いがあまりに自然なのは、自分を客観視でき … “毎日母さん(5) 黒潮家族編” の続きを読む
密林の骨
密林の骨 / アーロン・エルキンズ / 青木久惠訳 / ハヤカワ文庫 / 820円+税金カバー写真 (C) Sexto Sol/Getty Images (C) Jason Edwards/National Geographic/GettyImages カバーデザイン ハヤカワ・デザインLittle … “密林の骨” の続きを読む
アウトローのO
アウトローのO / スー・グラフトン / 嵯峨静江訳 / ハヤカワ文庫HM / 900円+税カバーフォーマット 辰巳四郎 / カバーデザイン ハヤカワ・デザイン“O” is for Outlaw by Sue Grafton キンジーの最初の夫ミッキーは、殺人の嫌疑をかけられ … “アウトローのO” の続きを読む
本の雑誌7月号 (No.325)
本の雑誌 7月号 (No.325) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「電子書籍の時代がくるぞ!?」。正直あまり期待していなかったのですが、多面的な人選と意外な視点、共通するメッセージ – 要は電子書籍の流れをどう楽しんでいくか … “本の雑誌7月号 (No.325)” の続きを読む
本の雑誌6月号 (No.324)
本の雑誌 6月号 (No.324) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 今号の目玉は何と言っても「ミーツへの道」最終回。のはずだけど、淡々とした終わり方でちょっと残念。途中の熱さをもう一度と期待したのですが、静かに終りました。うむむ、欲求不満です。 … “本の雑誌6月号 (No.324)” の続きを読む