80年代音楽解体新書 – 時代の空気感まで伝わりました

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80年代音楽解体新書 / スージー鈴木 / 彩流社 / 1600円+税カバーイラスト: 大月明日香 / 装丁: 仁川範子2019年発行 「ザ・カセットテープ・ミュージック」を見ていてこの人だれなんだろう? と思っていたスージー鈴木の80年代ヒット曲の理系的、構造的な音楽評論。 技術的な解説はさっぱり … “80年代音楽解体新書 – 時代の空気感まで伝わりました” の続きを読む

破滅派16号 追悼・山谷感人 – 亡霊のような圧と園田さん

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月末の文学フリマで新刊が出る前に片付けようと、ゴールデンウィークの中日に積ん読の「破滅派16号 追悼 山谷感人」を読んでたら、偽物であることにかけては、誰よりも本物だった山谷感人の、亡霊のような圧に疲れました。多くの同人は直接の関係はないはずですが、みんな料理が上手だわ。薄気味悪い写真と真っ赤な表紙 … “破滅派16号 追悼・山谷感人 – 亡霊のような圧と園田さん” の続きを読む

アウレリャーノがやってくる – 破滅派に関わるすべてへの愛の物語

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アウレリャーノがやってくる / 高橋文樹 / 破滅派 / 1800円+税装画: 今日マチ子 アウレリャーノがやってくる 美青年アマネヒトは姉の海を頼りに上京し、他人のために詩を語る「代理詩人」を始める。同じ肩書きの人間がいる縁で、同人誌発行団体「破滅派」に加わったアマネヒトは、代表の紙上大兄皇子、そ … “アウレリャーノがやってくる – 破滅派に関わるすべてへの愛の物語” の続きを読む

劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』- 面白いけど傑作ではないよ

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三体Ⅱ 黒暗森林 / 劉慈欣 / 大森望、立原透耶、上原かおり、泊功訳 / 早川書房 / 上下各1700円+税装画: 富安健一郎 / 装幀: 早川書房デザイン室The Dark Forest by Cixin Liu, 2008 国連は、接近する三体艦隊に対するため面壁計画を立案。羅輯を始めとする4 … “劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』- 面白いけど傑作ではないよ” の続きを読む

佐川恭一『舞踏会』 – 「愛の様式」の父親の言葉に泣きます。

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舞踏会 / 佐川恭一 / 書肆侃侃房 / 1650円装丁: 藤田瞳 / 装画: William Hogarh / Wikiart.org 愛や死や社会への視線が1行ごとにスライドする思考にみっちり詰まっています。そのダダ漏れの中で笑ったり、共感したり、嫌悪したりしながらの読書には、「破滅派」初登場時 … “佐川恭一『舞踏会』 – 「愛の様式」の父親の言葉に泣きます。” の続きを読む

ダムヤーク

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ダムヤーク / 佐川恭一 / RANGAI 文庫 / 1500円+税装画: Kark Wiener / ブックデザイン: 佐藤りえ 佐川恭一の初短編集。ムチャクチャな個人史の中にストレートな「聖人」を配置したのが編集者の狙い。実際新しい彼を見たと思います。 ダンスナイト 開幕早々コロコロ転がる視点と … “ダムヤーク” の続きを読む

顧客はサービスを買っている

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顧客はサービスを買っている / 諏訪良武、北城恪太郎 監修 / ダイヤモンド社 / 1600円+税装丁: 布施育哉 勧められて読んだ本。著者のオムロンフィールドエンジニアリング社を企業改革した際のポイントを、「サービスサイエンス」という視点でまとめています。ATM等の保守技術者をコールセンター経由で … “顧客はサービスを買っている” の続きを読む

本の雑誌 2021年3月号 – 連載陣が強いなぁと改めて思いました。

本の雑誌 2021年3月号 (No.453) / 本の雑誌社 / 667円 + 税表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 「本棚が見たい」は、先月号の特集広告で、超ベストセラー翻訳家としての登場を予想していた田口俊樹さん。羨ましいお部屋です。 特 … “本の雑誌 2021年3月号 – 連載陣が強いなぁと改めて思いました。” の続きを読む

失われたアレを求めて 破滅派

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失われたアレを求めて ポストコロナ文学ニューノーマル選集 / 破滅派編集部 / 破滅新書02 / 1500円+税 文学フリマ東京で購入しました。副題どおり、各自のコロナ禍の解釈と背景への起き方がポイントですが、各自各様で上手いですね。大猫、一希零、諏訪靖彦、牧野楠葉、古戯都十全が良かったです。 斧田 … “失われたアレを求めて 破滅派” の続きを読む

書き下ろし日本駄作コレクション ださく – 難しい読書でしたが邸和歌は見事な駄作でした。

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書き下ろし日本駄作コレクション ださく / 500円 / #駄作を書こう選手権 昨年の文学フリマで入手した「意図的に駄作を書く」という、読者として面白く読めばいいのか文句を言いながら読めばいいのか悩むコンセプトの本です。さまざまな趣向がありましたが邸和歌が素晴らしく「駄作」でした。 トキオ・アマサワ … “書き下ろし日本駄作コレクション ださく – 難しい読書でしたが邸和歌は見事な駄作でした。” の続きを読む