ソラリス

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ソラリス / スタニスラフ・レム / 沼野充義訳 / ハヤカワ文庫SF / 1000円+税Cover Design: 岩郷重力+N.SSolaris by Stanislaw Lem 1961 海の惑星「ソラリス」の観測ステーションに降り立ったケルヴィンは、先行の3人の研究者のうち、1人が直前に自殺 … “ソラリス” の続きを読む

斧田小夜『ギークに銃はいらない』

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ギークに銃はいらない / 斧田小夜 / 破滅派 / 2200円 + 税カバー: 斧田小夜 ギークな少年らが遭遇する事件、入眠装置でも安眠できないトラウマ、突然の父性の喪失と負う役割。SFの仕掛けの上で小さな勇気や勝利や謎が描かれます。 都内の夜明けのシーンと交易びとゲレクタシの言葉が印象的でした。 … “斧田小夜『ギークに銃はいらない』” の続きを読む

サークルクラッシャー麻紀 – クラッシュぶりもいいが、ほかもいい

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サークルクラッシャー麻紀 / 佐川恭一 / 破滅派 / 550円カバーイラスト:2017年発行 紙版が出るのを待ってましたが、長編版が『シン・サークルクラッシャー麻紀』として単行本化されたため、主義に反して電子書籍で購入しました。電子版でベストセラーだったのできっと単行本化されると思っていたのですが … “サークルクラッシャー麻紀 – クラッシュぶりもいいが、ほかもいい” の続きを読む

本の雑誌 2022年6月号 – 西村賢太愛を感じた追悼号

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本の雑誌 2022年5月号 (No.4676) / 本の雑誌社 / 1000円 + 税表紙デザイン クラフト・エヴィング商會 [吉田博美・吉田篤弘] / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「結句、西村賢太」 連載「一私小説書きの日乗」は楽しみにしていたものの、芥川賞受賞作『苦役列車』さえ読んだことがな … “本の雑誌 2022年6月号 – 西村賢太愛を感じた追悼号” の続きを読む

80年代音楽解体新書 – 時代の空気感まで伝わりました

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80年代音楽解体新書 / スージー鈴木 / 彩流社 / 1600円+税カバーイラスト: 大月明日香 / 装丁: 仁川範子2019年発行 「ザ・カセットテープ・ミュージック」を見ていてこの人だれなんだろう? と思っていたスージー鈴木の80年代ヒット曲の理系的、構造的な音楽評論。 技術的な解説はさっぱり … “80年代音楽解体新書 – 時代の空気感まで伝わりました” の続きを読む

破滅派16号 追悼・山谷感人 – 亡霊のような圧と園田さん

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月末の文学フリマで新刊が出る前に片付けようと、ゴールデンウィークの中日に積ん読の「破滅派16号 追悼 山谷感人」を読んでたら、偽物であることにかけては、誰よりも本物だった山谷感人の、亡霊のような圧に疲れました。多くの同人は直接の関係はないはずですが、みんな料理が上手だわ。薄気味悪い写真と真っ赤な表紙 … “破滅派16号 追悼・山谷感人 – 亡霊のような圧と園田さん” の続きを読む

アウレリャーノがやってくる – 破滅派に関わるすべてへの愛の物語

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アウレリャーノがやってくる / 高橋文樹 / 破滅派 / 1800円+税装画: 今日マチ子 アウレリャーノがやってくる 美青年アマネヒトは姉の海を頼りに上京し、他人のために詩を語る「代理詩人」を始める。同じ肩書きの人間がいる縁で、同人誌発行団体「破滅派」に加わったアマネヒトは、代表の紙上大兄皇子、そ … “アウレリャーノがやってくる – 破滅派に関わるすべてへの愛の物語” の続きを読む

劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』- 面白いけど傑作ではないよ

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三体Ⅱ 黒暗森林 / 劉慈欣 / 大森望、立原透耶、上原かおり、泊功訳 / 早川書房 / 上下各1700円+税装画: 富安健一郎 / 装幀: 早川書房デザイン室The Dark Forest by Cixin Liu, 2008 国連は、接近する三体艦隊に対するため面壁計画を立案。羅輯を始めとする4 … “劉慈欣『三体Ⅱ 黒暗森林』- 面白いけど傑作ではないよ” の続きを読む

佐川恭一『舞踏会』 – 「愛の様式」の父親の言葉に泣きます。

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舞踏会 / 佐川恭一 / 書肆侃侃房 / 1650円装丁: 藤田瞳 / 装画: William Hogarh / Wikiart.org 愛や死や社会への視線が1行ごとにスライドする思考にみっちり詰まっています。そのダダ漏れの中で笑ったり、共感したり、嫌悪したりしながらの読書には、「破滅派」初登場時 … “佐川恭一『舞踏会』 – 「愛の様式」の父親の言葉に泣きます。” の続きを読む

ダムヤーク

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ダムヤーク / 佐川恭一 / RANGAI 文庫 / 1500円+税装画: Kark Wiener / ブックデザイン: 佐藤りえ 佐川恭一の初短編集。ムチャクチャな個人史の中にストレートな「聖人」を配置したのが編集者の狙い。実際新しい彼を見たと思います。 ダンスナイト 開幕早々コロコロ転がる視点と … “ダムヤーク” の続きを読む