本の雑誌4月号 (No.274)

本の雑誌 4月号 (No.274) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「本棚だけが人生だ!」。私も狭い部屋に多すぎる本を抱える身ゆえ興味深く読みましたが、本棚メインの家を建てた永江朗、牧眞司、ただただうらやまし過ぎ。巻末、杉江さんの並 … “本の雑誌4月号 (No.274)” の続きを読む

十四の嘘と真実

投稿日: カテゴリー

十四の嘘と真実 / ジェフリー・アーチャー / 永井淳訳 / 新潮文庫 / 700円 (667円)カバー装幀 : 作場知生To cut a long story short by Jeffrey Archer 悪くはなく、十分、平均点はあるものの予定調和が目立ち、暇つぶしの読書に終始しました。読み始 … “十四の嘘と真実” の続きを読む

本の雑誌3月号 (No.273)

本の雑誌 3月号 (No.273) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「全日本雑誌表紙王座決定戦!」。優勝は「グリッター」2月号。これで女性誌。本誌の白黒印刷だとよく分からなかったのですが、色使いいいですよね、ホント。ここまで突き抜け … “本の雑誌3月号 (No.273)” の続きを読む

ナンバーファイブ(吾) (5)

投稿日: カテゴリー

ナンバー・ファイブ(吾) (5) / 松本大洋 / 小学館 860円 (819円)BOOK DESIGN : TAKAHASHI JUNZI 骨格や筋肉などの組織を人工的に補ったNo.惨が、No.吾を追う。 全編、これ壮絶な肉弾戦。いやでも「ベルセルク」あたりを思い出してしまいます。あの「ファントム … “ナンバーファイブ(吾) (5)” の続きを読む

ハピネス

投稿日: カテゴリー

ハピネス / 古屋兎丸 / 小学館 / 750円 (714円)装丁 chutte 表紙の涙が表すとおりの物悲しい短編集。主人公たちはどうしようもない現状から抜け出そうとしたり、抜け出せなかったり。そのどうしようもなさがつら過ぎて、かなりこたえます。それを突き抜けた向こうに薄日を感じるときもありますが … “ハピネス” の続きを読む

すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた

投稿日: カテゴリー

すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた / ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア / 浅倉久志訳 / 早川文庫FT / 588円(560円)カバーイラスト 松尾たいこ / カバーデザイン 守先正+桐畑恭子Tales of the Quintana Roo / James Tiptree Jr. … “すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた” の続きを読む

本の雑誌2月号 (No.272)

本の雑誌 2月号 (No.272) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「お鍋ぐつぐつ快気祝いスペシャル!」。大森望、山岸真両氏の快気祝い兼入院したらどの本を読むか。入院したことがないので分かりませんが、本当に退屈するのでしょうか。性格 … “本の雑誌2月号 (No.272)” の続きを読む

ああ息子

投稿日: カテゴリー

ああ息子 / 西原理恵子 + 母さんズ / 毎日新聞社 / 880円 (838円)装丁 星野ゆきお (VOLARE inc.) 「毎日かあさん」から派生した読者投稿ネタに西原が絵をつけた本。笑える内容ではあり、西原もしっかり絵師に徹してはいるものの、ネタの分量は少ないし、編集サイドが勝手につけたであ … “ああ息子” の続きを読む

マニエリズム

投稿日: カテゴリー

マニエリズム / 写真:古屋兎丸 モデル:りずむ / ダリオレコード / 2500円デザイン:chutte 二人の直筆サイン入り限定1000部の大判(A3)写真集。とにかくでかい。広げて見ていると視界がすっぽり覆われ、倉庫や工場に立つモデルと二人きりの錯覚に陥ります。で、内容は空きチャンネル色の空の … “マニエリズム” の続きを読む