本の雑誌3月号 (No.273)

本の雑誌 3月号 (No.273) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「全日本雑誌表紙王座決定戦!」。優勝は「グリッター」2月号。これで女性誌。本誌の白黒印刷だとよく分からなかったのですが、色使いいいですよね、ホント。ここまで突き抜け … “本の雑誌3月号 (No.273)” の続きを読む

ナンバーファイブ(吾) (5)

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ナンバー・ファイブ(吾) (5) / 松本大洋 / 小学館 860円 (819円)BOOK DESIGN : TAKAHASHI JUNZI 骨格や筋肉などの組織を人工的に補ったNo.惨が、No.吾を追う。 全編、これ壮絶な肉弾戦。いやでも「ベルセルク」あたりを思い出してしまいます。あの「ファントム … “ナンバーファイブ(吾) (5)” の続きを読む

ハピネス

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ハピネス / 古屋兎丸 / 小学館 / 750円 (714円)装丁 chutte 表紙の涙が表すとおりの物悲しい短編集。主人公たちはどうしようもない現状から抜け出そうとしたり、抜け出せなかったり。そのどうしようもなさがつら過ぎて、かなりこたえます。それを突き抜けた向こうに薄日を感じるときもありますが … “ハピネス” の続きを読む

すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた

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すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた / ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア / 浅倉久志訳 / 早川文庫FT / 588円(560円)カバーイラスト 松尾たいこ / カバーデザイン 守先正+桐畑恭子Tales of the Quintana Roo / James Tiptree Jr. … “すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた” の続きを読む

本の雑誌2月号 (No.272)

本の雑誌 2月号 (No.272) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「お鍋ぐつぐつ快気祝いスペシャル!」。大森望、山岸真両氏の快気祝い兼入院したらどの本を読むか。入院したことがないので分かりませんが、本当に退屈するのでしょうか。性格 … “本の雑誌2月号 (No.272)” の続きを読む

ああ息子

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ああ息子 / 西原理恵子 + 母さんズ / 毎日新聞社 / 880円 (838円)装丁 星野ゆきお (VOLARE inc.) 「毎日かあさん」から派生した読者投稿ネタに西原が絵をつけた本。笑える内容ではあり、西原もしっかり絵師に徹してはいるものの、ネタの分量は少ないし、編集サイドが勝手につけたであ … “ああ息子” の続きを読む

マニエリズム

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マニエリズム / 写真:古屋兎丸 モデル:りずむ / ダリオレコード / 2500円デザイン:chutte 二人の直筆サイン入り限定1000部の大判(A3)写真集。とにかくでかい。広げて見ていると視界がすっぽり覆われ、倉庫や工場に立つモデルと二人きりの錯覚に陥ります。で、内容は空きチャンネル色の空の … “マニエリズム” の続きを読む

湖水に消える

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湖水に消える / ロバート・B・パーカー / 菊池光訳 / ハヤカワ文庫HM / 819円(780円)カバーフォーマット 辰巳四郎 / カバーデザイン ハヤカワデザイン / カバー写真 (C) Bohemian Nomad Picturemakers/CORBIS/amanaDeath in Par … “湖水に消える” の続きを読む

おすすめ文庫王国2005年度版

おすすめ文庫王国2005年度版 / 本の雑誌社 / 735円 (700円)装丁 : 呉幸子 ジャンル別ベスト10のおすすめ紹介が良いです。特に、永江朗の現代文学、藤田香織の恋愛小説(導入部分はちょっとイタイ)、東えりかのノンフィクション、吉野仁の国内ミステリー、三村美衣のライトノベルには、いろいろと … “おすすめ文庫王国2005年度版” の続きを読む

骨の島

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骨の島 / アーロン・エルキンズ / 青木久惠訳 / ハヤカワ文庫 / 840円 (800円)カバー写真 : (C)Gisuke Hagiwara A.collection/amanaカバーデザイン : ハヤカワ・デザインGood Blood / Aaron Elkins お久しぶりのスケルトン探偵 … “骨の島” の続きを読む

本の雑誌1月号 (No.271)

本の雑誌 1月号 (No.271) / 本の雑誌社 / 6800円 (648円)表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 年末恒例のベスト10特大号680円です。編集部、鏡明、北上次郎のリストを見ていて、無性に読みたくなるのが池上永一「シャングリ・ラ」。設定、キャラクタ、ガジェットすべてが … “本の雑誌1月号 (No.271)” の続きを読む