カラフル

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カラフル / 森絵都 / 文春文庫 / 510円+税 / 1998年イラスト: 長崎訓子 / デザイン: 池田進吾 (67) 大きな過ちを犯して死んだ「ぼく」は、輪廻のサイクルから外れるべきところを他人の身体に入りテスト – タイムリミット付きで前世で自分が犯した罪の記憶を取り戻すのか、 … “カラフル” の続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖 -栞子さんと奇妙な客人たち-

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ビブリア古書堂の事件手帖 -栞子さんと奇妙な客人たち- / 三上延 / メディアワークス文庫 / 590円+税イラスト: 越島はぐ / デザイン: 荻窪裕司  「おすすめ文庫王国 2012」で1位を獲得した際は、へぇ、ラノベがねぇと思ってたらあれよあれよと大ヒット。今やメディアワークス文庫というか、 … “ビブリア古書堂の事件手帖 -栞子さんと奇妙な客人たち-” の続きを読む

おすすめ文庫王国 2015 – 1位は元横浜ベイスターズ投手のノンフィクション『球団と喧嘩してクビになった野球選手』!

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本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国 2015 / 本の雑誌社 / 760円 + 税 表紙イラスト 長谷川仁美 / 表紙デザイン 呉事務所装幀会 本の雑誌のベストテンの1位はいつも驚かされますが、選考過程だけ読むといい加減にやっているようで、絶対、浜本発行人は読んで推しているのだろうなという信頼感がありま … “おすすめ文庫王国 2015 – 1位は元横浜ベイスターズ投手のノンフィクション『球団と喧嘩してクビになった野球選手』!” の続きを読む

本の雑誌 2015年1月号 – 栗下直也「ノンフィクション ベスト10」が圧勝

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本の雑誌 2015年1月号 (No.379) 特大湯たんぽ年明け号 / 本の雑誌社 / 778円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし  特集は「本の雑誌が選ぶ2014年度ベスト10」。もう書いてもいいでしょうから並べると 笹の舟で海をわたる 殺人犯はそこにいる 月日の残像 角田 … “本の雑誌 2015年1月号 – 栗下直也「ノンフィクション ベスト10」が圧勝” の続きを読む

密約の地

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密約の地 / ジャック・ヒギンズ / 黒原敏行訳 / ハヤカワ文庫NV / 760円+税カバーイラスト: 生頼範義 / カバーデザイン: ハヤカワ・デザインOn Dangerous Ground by Jack Higgins 1994 終戦直前、毛沢東は英国からの支援の見返りとして香港に対する租借 … “密約の地” の続きを読む

2014年12月号(No.378) たぬきそば夜回り号 – 末井昭の「編集者十の大切」「雑誌十の定義」、「金水敏」が3度登場。

本の雑誌 2014年12月号 (No.378) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし  特集は「天才編集者・末井昭に急接近!」。 西原理恵子のマンガと、深夜女装して『パチンコ必勝ガイド』を宣伝する編集長という意識しかなかったので特集と言われてもピンと … “2014年12月号(No.378) たぬきそば夜回り号 – 末井昭の「編集者十の大切」「雑誌十の定義」、「金水敏」が3度登場。” の続きを読む

ラリイ・ニーヴン『時間外世界』を2回も読んでしまった。悔しい。

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時間外世界 / ラリイ・ニーヴン / 冬川亘訳 / ハヤカワ文庫SF / 540円カバー : 鶴田一郎A World Out of Time by Larry Niven 1976 癌を患ったため冷凍睡眠に賭けたコーベルは200年後、<国>により、恒星間宇宙船のパイロットとして組成させら … “ラリイ・ニーヴン『時間外世界』を2回も読んでしまった。悔しい。” の続きを読む

本の雑誌 2014年11月号 (No.377) 七輪もくもく遁走号

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本の雑誌 2014年11月号 (No.377) / 本の雑誌社 / 648円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「リトル・マガジンの秋!」。内堀弘の紹介する戦前のリトル・マガジンの書影もタイトルもかっこ良すぎ。これらだけ並べたという開店当初の新宿紀伊國屋書店は、きっと … “本の雑誌 2014年11月号 (No.377) 七輪もくもく遁走号” の続きを読む

コールド・ファイア

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コールドファイア(上)(下) / ディーン・R・クーンツ / 大久保寛訳 文春文庫 520円(上)(下)とも 装画 : 藤田新策 / デザイン : 坂田政則 Cold Fire by Dean R. Koontz 1991 ジム・アイアンハートは神の啓示に従い、全米中で人命を救助し続けている。彼の行 … “コールド・ファイア” の続きを読む

乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を 4回読んだ実況付き感想

イニシエーション・ラブ / 乾くるみ / 文春文庫DESIGN: 岩郷重力+WONDER WORKZ。PHOTO: George Doyle / Getty Images 献辞 大矢博子さんに(勝手に)捧ぐ。あなたの「紹介」は素晴らしかった。今も謎は残りますが…。 とにかく ネタバレ! … “乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を 4回読んだ実況付き感想” の続きを読む

いま二十代のSF翻訳志望者は次に何をすべきか?

翻訳家の古沢嘉通さん(@frswy)がおもしろいツイートをされていました。 十年後、自分でセレクションするタイプのSF系翻訳家は、小川隆さん(1951年生)、若島正さん(52年生)などは、七十代、ダーコーヴァ訳者たちは六 十代で、選んで訳すペースは確実に鈍るはず。いま二十代のSF翻訳志望者は、十年後 … “いま二十代のSF翻訳志望者は次に何をすべきか?” の続きを読む

第二ファウンデーション

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第二ファウンデーション / アイザック・アシモフ / 岡部宏之訳 / ハヤカワ文庫SF / 420円 カバー 鶴田一郎 (下のカバーとは異なる) Second Foundation by Isaac Asimov, 1953 ミュールに戦わずしてやられてしまった第一ファウンデーションだが、希望の光、 … “第二ファウンデーション” の続きを読む

羅生門・鼻

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羅生門・鼻 / 芥川龍之介 / 新潮文庫 / 200円 / 1968年カバー 高松次郎 (以下のカバーとは異なる) 「邪宗門」 芥川がこんな富士見ファンタジア文庫みたいな作品を書いていたのか!? しかもキャラ立ちは完璧。若殿と父との確執のエピソードも良いし、姫とのやりとりも実に今風で、若殿、草食系の … “羅生門・鼻” の続きを読む

パノラマ島奇談

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パノラマ島奇談 / 江戸川乱歩 / 角川文庫 / 620円 / 1974年カバー 高橋葉介 「パノラマ島奇談」 その日暮らしの物書きをしながらユートピアの創造を夢想する人見広介は自分に瓜二つの富豪菰田源三郎が癲癇で死んだことを知り、船から身投げした風を装った上で、菰田家の墓地に忍び入り、墓から死人が … “パノラマ島奇談” の続きを読む

本の雑誌 2014年10月号 (No.376) 桃栗三年いも天号

本の雑誌 2014年10月号 (No.376) / 本の雑誌社 / 648円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし  「今月の一冊」『ひみつの王国』は、いしいももこ101年の人生の評伝。菊池寛のところでアルバイトするのが1920年代、太宰治に想いを寄せられ、プーさんとミッフィーを … “本の雑誌 2014年10月号 (No.376) 桃栗三年いも天号” の続きを読む

WordPress 4.0 へのアップグレード

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WordPress 3.5.1 から 4.0 へアップグレードしました。 マルチサイト化していたため少し心配でしたが、アップグレード自体はまったく順調でした。 日英のページを作成する際に使用していたプラグイン「qTranslate」に互換性がなく、正しくページが表示されません。具体的には2番めの投稿 … “WordPress 4.0 へのアップグレード” の続きを読む

WordPressのバックアップ with BackWPup

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ここではプラグイン「BackWPup V3.1.2」を使用してバックアップします。 WordPress はファイルとデータベースを使用していますので、この両方をバックアップする必要があります。BackWPup ではこれらをまとめてzipにできます。 BackWPupでは、どのようなファイルを、いつ、 … “WordPressのバックアップ with BackWPup” の続きを読む

死の蔵書

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死の蔵書 / ジョン・ダニング / 宮脇孝雄訳 / ハヤカワ文庫HM / 699円+税カバーデザイン: スタジオ・ギヴBooked to Die by John Dunning (1992) 随分昔に読んだ本。本好きの刑事が、セドリ屋の殺人事件を追う途中で自分も古本屋を開くんじゃなかったかな。きれい … “死の蔵書” の続きを読む