犬夜叉 (37) / 高橋留美子 / 小学館 奈落の心臓が見つかり、白童子と赤子の狙いが分かり、と、もしかすると物語的には盛り上がっているのかもしれないが、今イチ乗れないのは、神楽に萌えないからか。
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ハスキル人
ハスキル人 / 高木彬光 / 角川文庫 「SF?」と思ったら中身は超人がマスコミに踊らされたり、冷戦に巻き込まれたりと、特に宇宙人である必然性はありません。執筆時期(昭和32年/1957年)を考えても、全体の8割を会話が占めるんじゃ、安易過ぎるでしょう。 死にそうなハスキル人が別の人に乗り移る「ヒド … “ハスキル人” の続きを読む
DB Magazine 2004年11月号
DB Magazine 2004年11月号 / 翔泳社 楽しみにしていた「RDBMS解剖学」「古今東西データベース博物誌」の連載終了。残念。 J2EE+DB システム的な中途半端な入門ネタはもういいんじゃないかなぁ…。
π パイ (6)
πパイ(6) / 古屋兎丸 / 小学館 巻ごと、話しごとに、手を変え品を変え楽しませてくれますが、今回はパイダーマンと新旧夢人の分離、同人ネタが笑えます。 あまり根拠はありませんが、相当な漫画読み、小説読みなんでしょうね > 兎丸氏。引き出しに持ってる「パターン」が多そうです。
時空の支配者
時空の支配者 / ルーディ・ラッカー / 黒丸尚訳 / ハヤカワ文庫SF Masters of Space and Time / Rudy Rucker これまで読んだラッカー作品に比すれば、実に分かり易い喜劇。普通の物理現象が発生する閾値プランク定数を拡大し、通常の因果関係が発生しない状態にして願 … “時空の支配者” の続きを読む
購入リスト#3 2004年10月分
DB Magazine 11月号 / 翔泳社 本の雑誌11月号 (No.257) πパイ(6) / 古屋兎丸 / 小学館
血ぬられた神話
脅威の世界史 古代地中海 血ぬられた神話 / 森本哲郎編 / 文春文庫 扇情的なタイトルとは異なり、内容は実にまっとうな古代西洋史を巡る歴史対談。ポンペイを絡めたローマ文明、クレタ島のミノア文明、ホメロス&シュリーマンを絡めてミケーネ文明とトロヤ。 神話と事実が一緒に語られる大らかさがいいで … “血ぬられた神話” の続きを読む
本の雑誌 2004年10月号 (No.256)
本の雑誌 2004年10月号 (No.256) 「世界の中心で、愛をさけぶ」というようなタイトルを見ると、この本は、ぜったい読まないと、思ったりする。(中略)内容はどうあれ、他人の作品のタイトルを平然と使える精神が、想像できない。それは下品で、卑しいことだと、私には思える。(鏡明) 激しく同意。いつ … “本の雑誌 2004年10月号 (No.256)” の続きを読む
購入リスト#2 2004年9月分
本の雑誌 10月号 (No.256) DB Magazine 11月号 犬夜叉 (37) / 高橋留美子 / 小学館 エンジェル・ハート (12) / 北条司 / 新潮社 デューンへの道 公家コリノ (3) / ブライアン・ハーバート & ケヴィン・アン-ダースン / 矢野徹訳 … “購入リスト#2 2004年9月分” の続きを読む
ブレードランナー 3 レプリカントの夜
ブレードランナー 3 レプリカントの夜 / K・W・ジーター / 大野晶子訳 / 早川書房 Blade Runner : Replicant Night / K. W. Jeter 前作『ブレードランナー 2』ではレイチェルのコピー元、サラを登場させるアイデアと、映画内のミス(地球に逃げたレプリカン … “ブレードランナー 3 レプリカントの夜” の続きを読む
西洋骨董洋菓子店
西洋骨董洋菓子店 全4巻 / よしながふみ / 新書館 いい男にケーキを付ければ誰も文句を言えますまい。って、見えない声を聞きながら想像した単なる人情話の連続かと思いきや意外に「事件」が全巻、しっかり描かれ、しかも最後まで筋が通っていて、強く面白い。多用される過去へのカットバックも心象を露にしていい … “西洋骨董洋菓子店” の続きを読む
ナイト・ソウルズ
ナイト・ソウルズ / J・N・ウィリアムスン編 キング、マキャモン他 / 山田順子訳 / 新潮文庫 The Best of Masques / J. N. Williamson (Editor) これまでホラーのアンソロジーに感心したことは一度もありませんが、これは素晴らしいアンソロジー。編者が優秀 … “ナイト・ソウルズ” の続きを読む
DB Magazine 2004年10月号
DB Magazine 2004年10月号 / 翔泳社 「グラス片手にDBデザイン(会計システム編)」が面白い。会計も簿記もまるで知らないが、連載を通じて何となくイメージだけはできているところ。それにしてもややこしい。 「UMLモデリング向上委員会」はオブジェクト図、「RDBMS解剖学」はクラスタリ … “DB Magazine 2004年10月号” の続きを読む
犬夜叉 (36)
犬夜叉(36) / 高橋留美子 / 小学館 / 405円 (390円) カバーデザイン 田口孝敏 最近はどの巻を読んでも「風の傷!」やら「金剛槍破!」などと言いながら斬りまわるばかりで、何かね。奈落もあまり強そうに感じられないから危機感も出ないし…。 これからの読み所としては、いかに犬夜 … “犬夜叉 (36)” の続きを読む
メディア買収の野望
メディア買収の野望 (上)(下) / ジェフリー・アーチャー / 永井淳訳 / 新潮文庫 The Fourth Estate / Jeffrey Archer 新潮文庫の邦題は常に訳し過ぎ、説明しすぎ、ネタを割りすぎですが、今回に限っては正解。全編、野望ばかり。で、辟易しました。 「ケインとアベル」 … “メディア買収の野望” の続きを読む
エンジェル・ハート (11)
エンジェル・ハート (11) / 北条司 / 新潮社 読了。相変わらず照らいなく、正面からいい話を描いてくれます。 しかしメンバーの過去がポロポロ出てくるのはシリーズ物として仕方がないのかもしれないけど、過去に触れるとき、もう2、3個一緒に伏線を張っとけないものか、と、ないものねだり。 表紙がきれい … “エンジェル・ハート (11)” の続きを読む
山田シリーズ (2)
山田シリーズ(2) / 吉田戦車 / 小学館 読了。いい感じで「伝染るんです。」のキャラが使われていて楽しい。山崎先生なんていかにもだし。 購読リスト#1の項で川崎ぶらに言及していたら、いきなり出てきて驚きました(P87)。
本の雑誌 2004年9月号 (No.255)
「汗と涙の本売り体験」てっきり町の本屋で本を売るのだと思い込み、「西葛西にドナドナが響いた日」まで読んでも、ははん、ときわ書房あたりで本の雑誌が売れない話しかと読み進むや、「本売り」とは古本屋に売り払うことと判明。少しがっかり。 P.4 神田神保町SFミステリー古書店@ワンダー いつか行きたい。 P … “本の雑誌 2004年9月号 (No.255)” の続きを読む
購買リスト#1 2004年8月
ムーン・ロスト (1) / 星野之宣 / 講談社 ムーン・ロスト (2) / 星野之宣 / 講談社 サイバラ茸 (3) / 西原理恵子 / 講談社 山田シリーズ (2) / 吉田戦車 / 小学館 犬夜叉 (36) / 高橋留美子 / 小学館 エンジェル・ハート (11) / 北条司 / … “購買リスト#1 2004年8月” の続きを読む
恐るべき空白
恐るべき空白 / アラン・ムーアヘッド / 木下秀夫訳 / ハヤカワ文庫NFCooper’s Creek / Alan Moorehead 読了。19世紀末オーストラリア大陸縦断の記録。タイトルはその中央部が未知だった(内海説あり)ことに。 物語の進捗とページの残り数が合わないところが … “恐るべき空白” の続きを読む