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本の雑誌 2015年5月号 – 倉本さおりの「きゅっと」がベスト

本の雑誌 2015年5月号 (No.383) / 本の雑誌社 / 667円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 冒頭ときわ書房の宇田川拓也が登場。意外にも優しそうな人。もっと神経質な感じの人を期待(?)していました。本棚はいい意味で昔ながらの本屋さん。「サブカル」の棚とかいいな … “本の雑誌 2015年5月号 – 倉本さおりの「きゅっと」がベスト” の続きを読む

本の雑誌 2015年4月号 – 永嶋俊一郎の本棚が素晴らしい

本の雑誌 2015年4月号 (No.382) / 本の雑誌社 / 667円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 冒頭カラー、文春文庫編集部永嶋俊一郎のハヤカワ文庫、文春文庫(海外ものの青背のみ)がずらーっと並んだ本棚を見て歓声と溜息が出ました。池澤春菜のSFやファンタジーで統一 … “本の雑誌 2015年4月号 – 永嶋俊一郎の本棚が素晴らしい” の続きを読む

本の雑誌 2015年3月号 – 翻訳文学は終わったのか?

本の雑誌 2015年3月号 (No.381) / 本の雑誌社 / 667円 + 税表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 今号の一番の読みどころは鴻巣友季子「翻訳文学よ、永遠に」。私も翻訳小説は大好きですが、世間とのギャップは感じます。トヨザキ社長らが盛り上げ、大書店ではきっちり並んでい … “本の雑誌 2015年3月号 – 翻訳文学は終わったのか?” の続きを読む

本の雑誌 2015年2月号 – ホドロフスキーの「DUNE」見たい!

投稿日: カテゴリー

本の雑誌 2015年2月号 (No.380) / 本の雑誌社 / 667円 + 税 表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし 特集は「カラーブックスが好きだ!」。なんとなーく、本や店頭にあったクルクル回るスタンドの、あれがカラーブックスだったのかなぁ…ってくらいで、特に思い入れ … “本の雑誌 2015年2月号 – ホドロフスキーの「DUNE」見たい!” の続きを読む

『イニシエーション・ラブ』のネタバレを追記しました。

投稿日: カテゴリー

「アクセス解析」を見ていて、このブログを訪れるほとんどの人が、この記事のためということに気が付きました。 乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を 4回読んだ感想 特に検索エンジンキーワードは「イニシエーション・ラブ ネタバレ」の組み合わせが多く、またちょっとおもしろい言葉と組み合わせている方もいたので … “『イニシエーション・ラブ』のネタバレを追記しました。” の続きを読む

プタヴの世界

投稿日: カテゴリー

プタヴの世界 / ラリイ・ニーヴン / 小隅黎訳 / ハヤカワ文庫SF / 360円 カバー : 鶴田一郎 World of Ptavvs by Larry Niven, 1966 銀河の支配者スリント人のクザノールは宇宙航行に失敗し、時間フィールドを作動させ停止した状態で救助を待つ。15億年後の地 … “プタヴの世界” の続きを読む

デリラと宇宙野郎たち

投稿日: カテゴリー

デリラと宇宙野郎たち / ロバート・A・ハインライン / 矢野徹訳 / ハヤカワ文庫SF / 540円 カバー : 野中昇 The Past Through Tomorrow by Robert A Heinlein, 1967 『プタヴの世界』が終始、落ち着かない読み心地だったのに比べ、ハインライ … “デリラと宇宙野郎たち” の続きを読む

宇宙消失 – 傑作!

投稿日: カテゴリー

宇宙消失 / グレッグ・イーガン / 山岸真訳 / 創元SF文庫 / 800円+税Cover Design & Illustration: 岩郷重力+WONDER WORKZ。Quarantine By Greg Egan, 1992 空から突然星が消えてしまった世界。ニックは精神病棟から突 … “宇宙消失 – 傑作!” の続きを読む

殺意のコイン

投稿日: カテゴリー

殺意のコイン / ロバート・B・パーカー / 奥村章子訳 / ハヤカワ文庫HM / 820円+税カバーデザイン : ハヤカワ・デザイン  / カバー写真 : (C)Flint/Corbis/amanaimagesSoare Change by Robert B. Parker, 2007  サニー・ … “殺意のコイン” の続きを読む

ゼロ・プラス・ワン – マクリーン原案だそうです。

投稿日: カテゴリー

ゼロ・プラス・ワン / ジョン・デニス / 井坂清訳 / 徳間文庫 / 520円+税カバー写真、カバーデザイン: 花村広Zero Plus One by John Denis, 1985 アリステア・マクリーン原案と聞いてサム・ルウェリンの一連の作品 — ほとんどパロディかのような作品 … “ゼロ・プラス・ワン – マクリーン原案だそうです。” の続きを読む

インターステラー – ハヤカワ文庫SFの人は是非と言いたいが、どこかで引っかかる…。

投稿日: カテゴリー

インターステラー 監督: クリストファー・ノーラン / 2014年2014/12/29(月) 六本木TOHOシネマズ スクリーン1   まさかここまで本格的な SF作品とは思いませんでした。TV-CMから親と娘の愛情劇とか、隠している陰謀劇かと思っていたら、重力とか、5次元空間とか、ワームホールとか … “インターステラー – ハヤカワ文庫SFの人は是非と言いたいが、どこかで引っかかる…。” の続きを読む