疑惑のスウィング – ゴルフがメインにきて悪くない

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疑惑のスウィング プロゴルファー リーの事件スコア 4 / アーロン & シャーロット・エルキンズ / 寺尾まち子訳 / 集英社文庫HM / 620円+税
表紙イラスト: カスヤナガト 装丁: 刈谷紀子(P-2hands)
Where have all the birdies gone? by Aaron & Charlotte Elkins (2004)

堤防が爆破され、スキポール空港に洪水が起きる。正体不明の「FFF」が犯行を表明し、続けてオランダ国内の任意の場所での犯行を予告し、実行に移していく。ファン・エッフェン警部は警察本部長ドゥ・フラーフ大佐の強力を得ながら捜査にあたる。彼は過去にアネシー兄弟を逮捕したことを恨まれ妻と子供を殺害された過去があり、FFFの犯行にも兄弟とのつながりが感じられる。

 

無茶苦茶ひどいマクリーン後期の作品。本格冒険小説の主人公とは思えない自分の行動と予測を延々披露する口の軽いファン・エッフェん、まったくキャラの立たない脇役、「一網打尽で隠れた仲間も捕まえねば意味が無い」と散々引っ張っておいて、結局隠れた仲間のことは忘れてしまって睡眠ガスで一網打尽にしてしまうグダグダな展開等、「マクリーン」ブランドとは言え、まぁよく出版できたものです。

 

ディック・フランシスやクライブ・カッスラーがやってるみたいに名前貸しして若手に書いてもらうか、アガサ・クリスティみたくストックがあれば良かったのにねぇ…。

 

atachibana

立花明 - 東京都在住、IT系企業勤務。 WordPress Document Team メンバー。 連絡先はこちら

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