アイスバウンド – これまたマクリーン風

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アイスバウンド / ディーン・クーンツ / 内田昌之訳 / 文春文庫 / 562円+税
装画: 藤田新策 / CG効果: 鶴丈二
Icebound by Dean Koontz, 1976 & 1995

偶然ですがアリステア・マクリーンつながりで連続。

クーンツがペンネームを駆使して様々なジャンルに手を出していた頃の冒険小説が元になっていますが、タイムリミット、極限状態の中での人間関係、殺人と内部の裏切り者等々、道具立てはそのまんまです。

が、それだけと言えばそれだけで、可もなく不可もなし。犯人の動機が今風ですが、体制が崩壊した現在では個人の事情にするしかないのかねぇと溜息。

 

藤田新策の潜水艦は珍しい、かも?

 

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