予告どおりに 2020年5月16日(土)、17日(日) do_action Japan 2020 に参加しました。チームは「「図書館」(仮称)リ・デザイン会議」 。私はテスターとしての参加でしたが少しディレクターさんのお手伝いもしました。
参加して感じたことを箇条書きにして振り返ります。
運営全般
- 事前の情報提供が素晴らしい。
- do_action Japan 2020 制作指針 – 実際の案件でも利用できる網羅的、かつ、詳細な内容。団体とのコミュニケーションへの目配りがとても良い
- 行動規範も素晴らしい。
- ただドキュメント全部に目を通すのは時間的に難しかった。限られた時間とスタッフで精一杯頑張った成果でしょうが、開催直前にどっとドキュメントが投下され追いつけなかった。
チーミング
- 募集した団体 9 は多すぎたのではないか、3から5程度でよかったのでは? これは単純に募集が足らなかったという話しではなく、すべての団体の活動を把握しきれず残念に思ったためです。
- ボランティアでリアル案件という不思議。責任があるようなないような感じ。制作経験やスキルを問わず自己申告で希望したロールに割り当てて作成したチームで作るものがお遊びならいいですが、リアル案件では少しおかしな気がします。
- Shifter や新しいテーマを試す余地がチームになかった。ハッカソンだから仕方ないとは言えもったいなかった。
団体さんとのコミュニケーション
- 団体さんが熱心かつサイト制作に明るいのと do_action Japan スタッフが団体メンバーにいたことから、初期のイメージ構築、必要な文書準備等は完璧でした。実案件も同じですが、お客様に理解があるといい方向に回りますね。
- 日中の図書館をめぐるおしゃべりもたのしかった。
チームワーク
- Zoom でのコミュニケーションは難しい。ずっと繋ぎっぱなしでの制作に慣れていないため集中するのに苦労した。
- サイトのイメージが揃っていなかった。割と簡単な要件と思っていたがその概念は一部の人と共有されているだけで全体ではなかった。
- 2日目後半は余裕がなく、完成させること、引き継ぐことを優先した結果、コミュニケーションせずにタスクをこなしていく形となってしまった。反省。
- 引き継ぎそのものは良かった。時間がなく閉会式の裏でやラザルを得なかったが、それでも我らがディレクターさんの発表は見られました。
全体を振り返って
do_action の次回があるなら、団体さんとの事前打ち合わせだけでなく、チーム内での制作方針決めを義務化したり、用意するホスティングサービスやテーマについての知識を仮するか学習時間を設ける等、2日間無駄なく動ける工夫ができると良いと思います。
普段一人で WordPress と遊んでいるだけでは分からない、チーム制作の良い経験をさせてもらいました。各人から教わることも多く、特にディレクターの Megumi さんは最初のオファーを受け入れるところから途中の気遣いや決断まで素晴らしかったと思います。ありがとうございました。