WEB+DB PRESS Vol.92 – React はあとでやる

WEB+DB PRESS Vol.92 2016年4月発売 / 技術評論社 / 1480円+税
表紙デザイン: 柴田昌房(30A) 表紙イラスト: Gurihiru

特集1は「Web 開発 新人研修」Web 開発のコンポーネント、Web 開発者の役割違いを概観し、1つのチャットアプリケーショを、Rails でサーバーアプリ、JavaScript でフロントエンド、Vagrant でインフラを作ります。執筆陣をペパボで揃えた効果が出て、有意につながっています。面白いのは Vagrant がさらっと出てくるあたり。

特集2は「[実践]データ収集」。ストリーミングデータ収集の Fuentd、バッチ処理の Embulk を開発者、利用者が解説します。ここまでの大量データ(「ビッグデータ」は言葉が嫌い)を使用した経験はないため DeNA やクックパッドのデータ収集にかける執念と、その効果が羨ましくもあります。JSON、プラグインアーキテクチャが特長。

特集3はこれも初心者向け企画の「Linux コマンド入門」。Software Design 6月号よりは入門者向けでサラッと読めます。

Java の新定石は「モダンな Java 言語 使えていますか?」という私向けの企画 … と思ったら前提は Java SE 6。いやはや。それ以前の化石のようなコード書きなのでつらいわ。

同様の企画で「最新 JavaScript 開発環境」は Node.js と npm、Mocha も少し。「Emerging Web Technology 研究室」は Redux と React。ついていけてないわぁ。

「PHP大規模開発入門」は HTTP リクエストと Guzzle。
「Perl Hackers Hub」はシェルとの連携。パターンがいくつか準備され、具体的な説明もあるので有用。

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