本の雑誌11月号 (No.293)

本の雑誌 293号
本の雑誌 11月号 (No.293) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)
表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし

特集は「ツボメグ丸一日書店で遊ぼう対談!」。坪内祐三、目黒考ニがジュンク堂書店池袋店にて、地下1F~2F、4F~6F、7F~9Fをそれぞれ1時間半ずつ探索。途中、対談をはさみながら、何を選んだか披露し合うという企画。うーん、わざわざ本屋でやった意味が感じられません。少なくとも、同梱の「本のちらし」に掲載された、助っ人宮家練一の「本屋探訪」の方が、よほど書店を巡るときめきに満ちていました。残念。
関係ないけど坪内さんが好きだった旧旭屋渋谷店の場所にブックファーストが移転してきました。駅近はいいけど、規模は以前の10分の1位(?)。どういう基準で本を選んだのか、見送った理由は何か、とか知りたいですねぇ。ただ、それなりの冊数があるはずなのに、手を広げすぎているためか旧旭屋より本がないと感じました。まだまだ様子見の状態かもしれません。

大槻ケンヂと高野秀行はムー脳対談。個人的にエンタメノンフを語る人は、あまりそっち系に行かないほうがいいと思うのだが、余計なお世話かも。インドの謎の魚ウモッカに期待する自分がここにいます。
新刊めったくたガイドの各人のトップがどれも面白そう。順に「ハリウッド警察25時」「海に帰る日」「キルン・ピープル」「インシテミル」「日本橋バビロン」「神の棄てた裸体」「シャクルトンに消された男たち」。他には「HB」「+DESIGNING」の雑誌
新藤兼人、横田順彌、池田憲章らのマジメさに泣かされます。

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