ハガーマガーを守れ

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ハガーマガーを守れ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ハガーマガーを守れ / ロバート・B・パーカー / 菊池光訳 / ハヤカワ文庫 / 882円 (840円)
カバーフォーマット 辰巳四郎 / カバーデザイン ハヤカワ・デザイン / カバー写真 (C) Royalty-Free/Corbis
Hugger Mugger by Robert B. Parker

ウォルター・クライブから、彼の持ち馬ハガーマガーを攻撃する人間の捜索を依頼されるスペンサー。クライブの3人姉妹の末娘ペニイと協力しながら捜査を行う途中でクライブが殺害される。直後、残されたクライブ家は外部との接触を遮断する。単独で捜査を続けるスペンサーは、クライブには愛人とその息子がおり、DNA鑑定の結果次第では遺言状の書き換えも起こりうることが分かる。漏洩先をたどると、ペニイと警備監督官デルロイに行き着く。

ちょっと意外な展開で、最後のデルロイとのやり取りもかっこいい。ただそこまでの展開とあまりかみ合っていないので後味としては微妙。デルロイをこのラストの線で作っておけばよかったと思うのだがあまりに小物過ぎ(毎度のシリーズ化する適役みたいになってしまうのもどうかとは思いますが)。ペニイも人を殺すまでの、経営者役のエゴを途中に感じられませんでした。スペンサーといい感じになるあたりが特に。

atachibana

立花明 - 東京都在住、IT系企業勤務。 ブログでは本や映画の感想を中心に書いていますが、サイト構築の技術情報もたまに。WordPress Codex を中心に活動中。 連絡先はこちらです。

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