本の雑誌9月号 (No.279)

本の雑誌 (2006-9)
本の雑誌 9月号 (No.279) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)
表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし

今月号は非常におもしろい号でした。書評もよく、取り上げた本もよく、連載もよく、ここ数年でベストの号ではないかと思います。私だけ?

特集は「納涼カルトクイズ大会!」。日下、新保、森の三氏によるクイズ合戦は高度すぎてついていけず。でもオタクの会話は読んでて楽しい。
吉田伸子は書き出しがしっとりと素晴らしい。北上次郎は「きみがくれたぼくの星空」の紹介で、恋の素晴らしさは人の意識を変えることにありと。いいですね。トヨザキ社長は中原昌也を激賞し、芥川賞選考で無視した委員を酷評。ちなみに池澤夏樹、石原慎太郎、黒井千次、河野多惠子、高樹のぶ子、宮本輝、村上龍、山田詠美。社長は宮本輝嫌いだもんなぁ。
青木るえかは白洲正子を酷評。これだけ読むとホント嫌なヤツです。
沢野さんは書き出しがよく、土鍋と七輪の話しがつながります。そしてシーナさん。ここ最近の「今月のお話」はちょっと書き飛ばし気味で感心しませんでしたが、今号はいつもの全国行脚にタイムリミットが設けられ引き締まりましたね。
ラストでは浜本さんが山本直樹と共に吾妻ひでおに言及されたことを手放しで喜んでます。嬉しいよね、そういうの。

ほかでは、カルロス・ルイス・サフォン「風の影」。せきやてつじ「バンビ~ノ!」。読みたいけど、買わないかなぁ。雑誌「VERY」。りさ子が変わったのは知ってたけど、CHEMISTRYの堂珍嘉邦の奥さんの堂珍敦子は知りませんでした。しかしまぁうまい感じの人を見つけますね。米窪明美「明治天皇の一日」。加藤豊「閉じられたままの勝鬨橋」など。

そうそう交換案内帯ですが、吉田戦車の「フロマンガ(1)」と「サマータンク」で、「小学館+講談社、汗と汗のコラボレーション!」と題し、両方買うと特製てぬぐいプレゼントなんてやってますね。そういえば三角窓口に「戦車は私の学生生活の明らかに数%を占めていた」という女性会社員22歳の投稿があるけど、お友達になりたいです、はい。
それから「サンリオ文庫全刊行リスト」。これが完全じゃないとうたった書店が、高円寺古書会館にありましたね。その筋では結構有名だったのでは?

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