おすすめ文庫王国2005年度版

おすすめ文庫王国〈2005年度版〉
おすすめ文庫王国2005年度版 / 本の雑誌社 / 735円 (700円)
装丁 : 呉幸子

ジャンル別ベスト10のおすすめ紹介が良いです。特に、永江朗の現代文学、藤田香織の恋愛小説(導入部分はちょっとイタイ)、東えりかのノンフィクション、吉野仁の国内ミステリー、三村美衣のライトノベルには、いろいろと刺激されました。
まぁ、ここから実際に読み始めるまでには私の場合、ちょっと間があるのですけどね。たとえばライトノベルなど読んでみたい気もするけど、いまさら時間割やら放課後やら夏休みやら田舎やら幼なじみやら言われてもツライしなぁ。実際ブギーポップはピンと来なかったし…。

読者のおすすめと東えりかでかぶっている吉展ちゃん事件に興味(前者は本田靖春「誘拐」、後者は佐々木嘉信「刑事一代」)。

「文庫売上ベスト100」はなぜかブックストア談浜松町店。その秘密は読めば分かります。ただし単刀直入の宣伝がズバリ的中するのは、一見さんの、しかもフランス書院、アウトロー、i文庫好きのおじさん達相手だからであって、すれたファンの多い(だろう)ジュンク堂にはちょっと適用できないのではないかと思います。

全然関係ないけど裏表紙によると東野圭吾「白夜行」がドラマ化されるとか。主演は綾瀬はるか。うーむ。三角窓口であったけど叶姉妹のどっちかが適切だと思う私は、はい、この小説、ちっとも面白くありませんでした。どころか無性に腹が立って、腹が立って…。みんな褒めてるんだけど。

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