本の雑誌12月号 (No.270)

本の雑誌 (2005-12) カキフライ待ちぼうけ号 No.270
本の雑誌 12月号 (No.270) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)
表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし

特集は「立ち読みの研究」。読者にもっとも立ち読みされている雑誌が「本の雑誌」というところはいかにも。好きだからこそ、という気もしますがね。

注目は2ページ丸まる使った北上次郎ガチンコおすすめの北方謙三「水滸伝」。ここまで誉めるなら、と興味も湧きます。椎名さんもいつものアレコレの推薦でなく、脱走・脱出記を3本に絞った力押し、しかも冒頭は、先月号の北上推薦本の「脱出記」。下手すれば江戸家のカキフライと、吉野朔実のトラットリアしか記憶に残らなかった所がしっかりした印象の号になりました。

木村晋介の弁護士的読み方は「そして誰もいなくなった」。突っ込みどころ満載という感じでしたが、最後に持ってきたネタは説得力十分で、さすがの一言。
吉野朔実のプレゼントしたくなる本「ピノッキオの冒険」は是非、内容を見てみたい。きっと気の利くブックファースト渋谷店は並べておいてくれるに違いない。
妖しのセレス 1 (小学館文庫)
ビンゴ本郷のおすすめ少女漫画は「ハツカレ」。私も少女漫画(少年漫画も)の恋愛は最高でチューまで、それも最終巻、って感じがするんですよね、古いのかもしらんが。なのでいつだったか久しぶりに少女漫画「妖しのセレス」を読んだら、あーた、キスマークをお互い付け合ったり、当然のようにエッチしたりでボーゼン。もっとも内容は驚きの骨太SF作品で、そっちはそっちでボーゼンとしたのですが、これはいい意味。

山岸真、大森望の両氏が入院で「イーガンの呪い」とか。両氏とも経過は順調だそうですので、まずは安心ですが、私と同じ「若い世代」と思っていた方が病気と聞くと何だか無性に…。

タイトルの「カキフライ」は編集部御用達定食屋「江戸家」のメニューから。「笹塚日記」参照。おいしそうです。

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