本の雑誌9月号 (No.267)

本の雑誌 (2005-9) ザリガニ入れ食い特大号 No.267
本の雑誌 9月号 (No.267) / 本の雑誌社 / 800円 (762円)
表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし

創刊三十周年記念特大号第二弾。特集は「本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30」。ベスト5は「透明人間の告白」をトップに以下、「風の博物誌」「影武者徳川家康」「火怨」「リプレイ」。順当ですね。例のごとく、順位にはあまり意味はないようですが。

期待していた亀和田武、坪内祐三の「本の雑誌三十年間スクラップ対談」は熟読。創刊当時の状況や、目黒さんが目利きであること、この号は流してる(=力を抜いている)、流していないなど。いかんせん量が6ページでは少な過ぎ。「カルチャーとサブカルとのせめぎ合い」を主軸に、他の雑誌も加え、この両者に赤田祐一、遠藤諭、中森明夫らを加えてだらだら10ページくらいしゃべって欲しい。何なら書籍化してもいい。そのときは渋谷陽一や糸井重里らも是非。

爆笑したのは柴口育子の「オヤジドリーム雑誌12誌読み比べ」のタイトル「”キング・オブ・オヤジドリーム雑誌”は小山薫堂だ!」。出てきますもんねぇ、ホント。柴口育子は連載でも冴えていて、個人的に現在一押しです。

恩田睦の買った本では「エマ」「王様の仕立て屋」「アメリカ人が作った『Shall we ダンス?』」を買いたい。「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」は本当に面白かったですね。読後も何度かパラパラしました。

青山南によるとレイモンド・カーヴァーに文学の奥深さを教えたのは作家のジョン・ガードナーって、えー!? あの超面白本作家でハービー・クルーガーや新ボンドの!? と思って、でも、同姓同名がいそうだからな、とgoogleで検索しましたが、どうもそうらしいです。へぇ。

坪内祐三の、渋谷大盛堂閉店の書き方はどうか。「本のデパート」本店は潰れるものの、数百メートル手前のセンター街入り口駅前店は残るわけだし。まぁ棚は「本のデパート」に遠く及ばないでしょうが…。ちなみに旭屋は8/31でつぶれるそうです。残念。

他に山本幸久「はなうた日和」。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です