DB Magazine 1月号

DB Magazine 1月号 / 翔泳社 / 1380円 (1314円)
表紙デザイン 石渡務

特集はOracle 10gR2、ストアードプロシージャ&トリガー、O/Rマッピングツール、Firebird、とどれもイマイチ。10gR2の最大の売りがGUI管理ツールEnterprise Managerというのはどうか。嘘でもRACを前面に押すべきだと思うが。O/Rマッピングツールも種々の製品紹介で精一杯。アンチO/Rマッピング派としては「アプリケーションを開発するごとに似たようなソースコードをコピー&ペーストして書き換えるといった単調な作業」のどこが悪いのか説明して欲しいものです。

キャリアパスを考える2つの連載は対照的。「勝ち残りSE分岐点」では求められるスキルセットとして自明なことをダラダラと述べるのに対し、「DBエンジニアの出世街道」ではラインマネージャに求められる資質をスローガン作りといった意外な所から切り込んだり、メンタルケアまで気にしたりとただページ数が多いから、という理由だけでは説明しきれない視野の広さを見せる。もっとも出世街道の筆者、斉藤さんには、鬱病とサボリの見分け方を教えていただきたいですけどね。

他ではAccessの連載が、ヒントとTipの山で有効そう。私には関係ありませんが :-)

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