『嵐の眼』 – 弛緩したヒギンズ

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嵐の眼 / ジャック・ヒギンズ / 黒原敏行訳 / ハヤカワ文庫NV / 720円+税
カバー : 生頼範義
Eye of the Storm by Jack Higgins 1992

 ショーン・ディロンはフセインとも関係をもつ富豪マイケル・アルーンの依頼により、フランスでサッチャーの暗殺を試み、これに失敗するとイギリスでメージャー首相官邸へのテロ攻撃を計画する。英国グループ・フォア責任者ファーガスンに依頼された大学教授マーティン・ブロスナンはショーンの動きを防止するため、途中リーアム・デヴリンの力も借りながらショーンの動きを追う。

お気に入りのキャラクター達にペチャクチャおしゃべりさせながら、あっちこっちと動かすだけで、スピード感も緊張感もありません。帯やカバー絵のネタばれもひどいものです。

 

 

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