歯ぎしり球団

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歯ぎしり球団
歯ぎしり球団 / 吉田戦車 / 太田出版 / 1050円 (1000円)
装丁 祖父江慎+柳谷志有(コズフィッシュ)

新装版なので以前、読んだことがあるのですが、覚えていた「フライ」ネタから、すっかり忘れていてバイオ生物マッシュルームやハゲネタまで、大笑いしながら再読できました。素晴らしいすぎ。
書き下ろし小説も、野球に飽きてしまう幼稚園児の描写や、キャラの振る舞いなど、そつなくこなしてあって感心。

ところでこの本、カバーを外すと真っ白なんですが、いいの? 何かのミス?

「歯ぎしり球団」への4件のフィードバック

  1. 太田出版の「歯ぎしり球団」は、カバーをはずすと、表紙にはなにも印刷されてません。これはミスじゃないです。なかに予算をつぎこんで(本文中にも3種のジャケットもどきがあるんで)そのぶん本表紙のコストをはぶいてるんですよ。

  2. コメントをありがとうございます。確かに表紙(金色だ!)も、中も、お金かかってそうですもんね。カバーを外すと真っ白、というのは卸だかで怒られたりしないのかな、とも考えたのですが、ま、カバーを外して流通することはないですから、気づきもしないのでしょうが…。ところで「ジャケット」が気になり、調べてみました。表紙 : 新「歯ぎしり球団」の P.63 から。旧「歯ぎしり球団」ジャケット : ソニー版表紙から新「歯ぎしり球団」ジャケット : スコラ版表紙から小説「歯ぎしり球団」ジャケット : … これも書き下ろし ?だとすると、凝ってますよね。また偶然気がついたのですが、スコラ版、ソニー版の判型はA5、今回はB6です。ここらへんは最近の「たけくまメモ」(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_3f9d.html)で、詳しく議論されています。さるまんはオリジナルのB5がいいですけど。

  3. 『くわしいですね!!。B6なのは、まさに今A5サイズが売りにくくなっているからもありますが、太田出版からの要望で、すでに太田出版から出ている「アストロ球団」の隣におきたいっていう要望もふまえてです。『たけくまメモ』拝見しました。さるまんはb5じゃないとね。』

  4. それもあって、帯に「アストロ球団」への言及があるのでしょうかね。実写版がニュースになっていたので、それを受けてのことかと思ってました。にしても、並べておいてある本屋ってあるのかな~。あったら愉快だけど。判型については全然くわしくなくて、「たけくまメモ」以前に意識したことはありませんでした。正直、A5が売りにくいというのは驚きです。だって買うとき、A5、B6なんて意識したことないですからね、そりゃ文庫はちょっと…、ですが。いまだに信じられないニュースです。

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