本の雑誌 5月号 (No.263)

本の雑誌 (2005-5)  白シャツ背くらべ号 No.263
本の雑誌 5月号 (No.263) / 本の雑誌社 / 530円 (505円)
表紙デザイン 和田誠 / 表紙イラスト 沢野ひとし

特集は「学園天国」。好きなテーマですが、コミック以外じゃあまり手に取ったことがないからなぁ…と、思いつつ匿名座談会の「正しい学園小説とは何か」。イメージとして私立、「文化祭」じゃなくて「学園祭」、部活等への打ち込みあり、セックスなし、etcって、なーんだ、「うる星やつら」に「タッチ」じゃん。面白そうなのを順不同で行くと宮本輝「青が散る」、あさのあつこ「バッテリー」(これはずーっとチェック中)、清水義範「学問ノススメ」、恩田陸「夜のピクニック」(これも初出からずーっトチェック中…してたら本屋さん大賞になってしまった)、川上健一「翼はいつまでも」、高畑京一郎「タイム・リープ」。

赤田祐一の紹介する、謎のファナティック雑誌「フューロ」。スペルはfuroreかな。ホームページらしきものはみつかるけど、違うのかな。確かに雑誌そのものは見つかりませんが…。http://www.furore-verlag.de/ 柴口育子は栗原先生の本に「ちょっと待った」。栗原先生自体は悪くないけど、こんな初心者向け日本料理ガイドで世界料理本大賞はないんじゃないの、ってことで。シンポ教授の夢野久作「瓶詰の地獄」って、面白そうだなぁ。

浜野保樹「模倣される日本 – 映画、アニメから料理、ファッションまで」。フランスでもっとも知名な日本人は鳥山明だが、日本の財界人は誰一人知らなかったというエピソードはおかしい。ところで先日US似出張した際、Barnes & NobleやBordersに棚1本丸ごと日本のコミックの翻訳物というのを見た。ドラゴンボールやポケモンなら分かるが、「クロマティ高校」なんて分かるのか!? CLAMPの画集で萌えるのか!?

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