DB Magazine 7月号 / 翔泳社 / 1380円 (1314円)
表紙デザイン 石渡務
特集は「UML & データモデリング教室」。毎度のお約束記事だが、実際にプロジェクト展開が始まったらとりあえず読むにはうってつけだと思う。読んでいるとUMLモデリングツール Enterprise Architect を試してみたくなる。巧妙な宣伝だろうか。もう一つの特集は「ストレージ儀中の基礎と活用入門」。データベースのチューニングを行うと分かるのは結局ボトルネックはIOだということ。CPU使用率100%近い負荷をかけたくても、よほどの内部処理が思いDMLでない限り、最初に根をあげるのがIO。で、せっせとよく分からないディスクを切りなおしてみたり、使用領域の物理配置を見直したり。なのでこの記事は好企画。ただRDBのストレージの使い方の説明はどうでもいいので、iostatやvmstatの見方のような実践的な内容がもう少しあると一層便利だったが。
「勝ち残りSE」OJTに目標を設定し、実施後、アセスする、という業務として当たり前のプロセスの導入の紹介。できてないですよね。「あいてぃー雑学」何でも 2.0 ということで、アダルト2.0など。ゲイツは一蹴したらしい。J-WAVEか何かでも「Web 2.0 を唱えること自体がダサい」と言ってたそうで。いいな、そういうの。新連載「組み込みワールド」期待上げ。