デューンへの道 公家コリノ (1)(2)(3) / ブライアン・ハーバート & ケヴィン・アンダースン / 矢野徹訳 / ハヤカワ文庫
「公家アトレイデ」「公家ハルコンネン」と続いたデューン前史の最終巻。これまでの意外に地味な復讐劇に比べると、居並ぶ役者が派手に活躍し、バイター・ド・プリースの死や、皇帝自身によるアラキス封鎖など、ストーリー的にも意外な展開が多数あり、しっかり本篇に続くリード役を果たしました。たった今、読了したところですが、続きを読みたくて仕方ありません(実家にあるはずだけど。運が悪いと、ねずみやシロアリの餌か…)。もっとも「砂漠の救世主」以降は何言ってんだか全然分からないまま最後まで読み続けたのだけど。