サンダー・ポイントの雷鳴 / ジャック・ヒギンズ / 黒原敏行訳 / ハヤカワ文庫NV / 800円+税
カバーイラスト: 生頼範義 / カバーデザイン: ハヤカワ・デザイン
Thunder Point by Jack Higgins, 1993
第2次世界大戦末期、ナチスの協力者名簿を持ったボルマンは、Uボートで南米への脱出を試みたが、カリブ海で沈没した。
海底から発見されたUボート船内から協力者名簿を入手するため、ファーガスンはショーン・ディロンの手を借りる。
緊張感なく話が進みます。
宿敵と一時的にでも一緒に食事するとか、ないよなぁと思いますし、パナマ帽を被ってステッキを持ったファーガスンなんて見たくもありません。付き合うショーンまで間抜けに見えるし…。
でも、なんなんだこのデジャヴ感は、と思ったらジェームズ・ボンド要素ですね、これ。要らないわー。