営業ものがたり / 西原理恵子 / 小学館 / 880円 (838円)
装幀 星野ゆきお (VOLARE inc.)
読みどころの「うつくしいのはら」。いい話しで、繰り返し読みました。泣けますね。それ以外はいつものサイバラか、若干、平均した周り気味。ネタが悪いのかなと思うのですが、となるとジンボ君 > 八巻さん という構図に。
「プルート」(あえて「ゥ」はつかない)は正面から描いてみても面白くなりそうですが、そうですかロボットが描けませんか。そもそも私は原作を読んでないので、正当に評価できませんが(笑)。「プルートゥ」の評判はいいですが浦沢直樹って話を引っ張りすぎだし(その点、サイバラは正しい)、手塚治虫にはさほどの思い入れがないし。
ところで帯に完全収録と言いながら、確かにタイトルのマンガは収録されているものの、雑誌掲載時の浦沢直樹との対談はあっさりカット。あとがき的に付けてもよさそうなもんだが。
「ぼくんち」シリーズはちょっと状況がつら過ぎて頭にあまり入らない。「ゆんぼくん」までですかね。